読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

湧亀記

2ストライク(1ファール)法務博士(専門職)のただの日記

三振法務博士、日記をはじめる

突然だが、日記を付けようと思い立った。

それも、全世界に公開する形式で。

 

約10年ほど前、日本三大塾である河合塾で浪人中に、「浪人中に日記でも付け給え」と予備校講師に言われたことを思い出したからである。

それが約10年後の司法浪人中に遂行することになるとは、当時の亀ヶ浜少年も思いもしなかっただろう。司法試験発表を控えた、二ヶ月前の私も思わなかった。

ちなみに、日本三大塾とは「津田塾」「KO義塾」「河合塾」である。

 

「こんなことに時間を費やしてよいのか」という声が聞える。

「いい。」私は答える

「風邪だから」

 

朝一で近所の診療所にいった。同級生のカスミちゃんのパパの病院だ。

カスミちゃんパパ「亀ヶ浜くん、相変わらず頑張ってるね。ハハッ。勉強には睡眠時間とるのも大事だよ。記憶は寝る時に定着するからね。7時間くらい寝てね」私「らじゃ。頑張るよパパ」同じやり取りを二ヶ月前にした。私は風邪にかかりやすい。

薬局の待合室で民事訴訟法のテキスト、選定当事者の項目に目を通し判例六法で(民訴法30条)を確認する。受付パートの、少年野球時代の後輩の母君に「六法全書?」ときかれたので適当にあしらう。六法全書は商品名だ。ウォークマンiPodというようなものだ。

 

実家で夕飯を食べる。普段、勉強は大学でやるので、母とゆっくり話すのも珍しい。正月、祖父の家で、祖父と叔父と私で「歩兵の本領」を歌った話をした。県警の刑事であった祖父は「戦友」をよく口ずさむ。従軍経験もないのに。2歳半の叔父の孫、すなわち、わたしの従兄弟甥に軍歌を仕込む決意をした。母は吹奏楽部ガールであった70年代に「行進曲軍艦」「星条旗よ永遠なれ」を演奏させられたという。「抜刀隊は今も警察の行進曲として使われているらしい。西南戦争の西郷討伐の際に氏族上がりの警官が従軍したからだ。県警の機動隊員であった大叔父さんも抜刀隊でさぞ行進したことだろう」などとアカデミックな話を振っておいた。頭のなかで「正常位よ永遠なれ」というフレーズを思い浮かべながら。

最後に交際していた女性は、御三家女子校出身の人だった。

手も繋ぐこともなく、ふられてしまったのだが。

(所要時間900秒)